失語症の種類は様々で、人によって症状が違います。失語症は話す・聞く・読む・書く・計算に障害があります。その中で
一番困っている、言語症状を簡単に説明します。「発語失行」話の理解力、話をする筋力、協調性に異状はありませんが、
口や舌が言語中枢の指示どおり動かず、そのため、言葉の言い間違いや変な言葉になります。
「流暢性の障害」流暢性とは、
人が普通に話をしている状態のことで、障害を起こしますと、言葉のスピード、内容、アクセント等に異状が出ます。
「錯語」話をしたり、文章を書くとき、思っていることとは、違った表現になってしまいます。
「語健忘」言いたい物や
人は分かっていますが、その固有名詞が思い出せないのです。そのため、あれ、これ、それなどの代名詞を使うことに
なります。このように一言で失語症といっても様々な種類があるのです。